スーツの処分方法・下取りや買取・捨て方まで

公開日:2022年6月24日 / 更新日:2024年10月3日

手放したいスーツや処分しようか悩んでいるスーツがある人は、下取りや買取を検討しましょう。
処分方法やスーツの状態、ブランドなどによっては下取りや買取額が上がることもあります。

スーツを処分したいときの処分方法や選択肢を知り、下取りや買取に出すときのポイントについてもおさえておきましょう。

不要なスーツを処分する方法

スーツは布類で捨てるのではなく、下取りや買取、リサイクルボックス、オークション、支援団体へ寄付するなどさまざまな処分方法が選択できます。
ジャケットだけ処分したいなど、一部分だけ処分したい場合にもおすすめします。

また、一言で下取りや買取といってもさまざまな方法が選択可能です。
例えば下取りであればスーツ量販店だけでなく、衣料品専門店での下取りも可能です。買取の場合は、ブランド店や量販店、オークションやフリマアプリ、買取専門店で買取などがあります。

下記の記事では、季節によるスーツの買取ニーズの変化と早く売る理由を解説していますので合わせてご覧ください。
関連記事>>季節に合わせてスーツは早めに売るのがおすすめの理由

所有しているスーツが不要に感じたら、どのような方法で処分するのか検討してみましょう。

スーツの下取りとは・仕組み

下取りは買取とは違い、受け取った商品を今後流通させることを目的としていません。
そのため、傷や汚れがあるものでも下取り可能となる場合が多く、買取は断られたけれど下取りは可能だったという人も多いでしょう。

スーツの下取りは、スーツ量販店もしくは衣料品専門店に依頼しましょう。
下取りは、他商品購入代金の一部としてお店が引き取るため、下取り店のクーポンや割引券と引き換えになることが多い傾向にあります。

傷や汚れが気になるスーツを持っている人やジャケットだけなど一部のみ処分したい人、処分後にスーツや衣料品を購入したいと考えている人は下取りがおすすめです。

 

スーツ量販店での下取り

スーツ量販店では、販売だけでなく下取りをしている場合も多い傾向にあります。
また、下取りキャンペーンとして、季節や期間限定でよりお得に下取りしてもらうことも可能です。
ただし、キャンペーンの開催時期やどれほどお得になるかはスーツ量販店によって異なります。

スーツを購入した店舗でなければ下取りできない、他社ブランドは下取り不可と思っている人もいるかもしれませんが、他社のスーツでも下取り可能な場合は多くあります。
購入店舗が違っていても、他社のスーツでも一度下取り依頼してみましょう。
もし不安な場合は、事前に電話などで相談しておくと安心です。

いらないスーツを手放して新しいスーツを購入したい人は、スーツ量販店での下取りをおすすめします。

 

衣料品専門店での下取り

衣料品専門店での下取りはイメージが湧きにくいかもしれません。
すべての衣料品専門店が下取りしているわけではないため、事前に下取りしているのか、スーツは対象なのか調べておく必要があるでしょう。

衣料品専門店での下取りがおすすめの理由として、下取り後のクーポンや割引券がスーツ以外に利用できる点です。
スーツの購入予定がない場合は、衣料品専門店のほうがクーポンや割引券を利用しやすいといえます。

今持っているスーツを手放して新たにスーツを購入する人はスーツ量販店での下取り、スーツの購入予定がない場合は衣料品専門店での下取りがおすすめです。

スーツの買取とは

買取は下取りとは違い、スーツを引き取った後に流通させることが目的です。
買取後に流通させることが目的ということもあり、スーツの買取個数よりも状態や価値を中心に査定されます。
綺麗な状態のスーツやブランド品であれば、より高価買取・現金化につながっていきます。
反対に傷や汚れがひどい場合などは、値段が付きにくくなるため注意が必要です。

ブランド品でもネーム入りやオーダーメイドの場合は、買取業者によっては買取不可としている場合もあります。
もちろん、ネーム入りやオーダーメイドスーツでも買取可能な場合もあるため、不安な場合は買取依頼の前に相談しておくと安心できるでしょう。
関連記事>>着なくなったいらないスーツを買取に出す場合の処分方法とは

 

量販店での買取

量販店では、スーツの買取や下取りを実施している場合があります。すべての量販店でできるわけではないため、事前に調べておくことをおすすめします。
また、下取りはしているけれど買取はしていない場合もあるため、下取りを依頼したいのか、それとも買取を依頼したいのか、どちらでも良いのか決めておきましょう。

量販店での買取は、傷や汚れがあっても買取可能な反面、査定額は低めの傾向にあります。
きれいな状態で保管していたものやあまり着ていないスーツは、量販店で買取依頼するよりもオークションやフリマアプリに出品したほうが良いでしょう。

ただし、量販店に持っていくとすぐに買取可能という面で、時間や手間をかけたくない人は量販店がおすすめです。

 

オークションやフリマアプリ・リサイクルショップでの買取

状態の良いものや着用回数が少ないスーツはオークションやフリマアプリに出品、もしくは買取依頼しましょう。
オークションはサイトによって、商品の販売や発送などすべての手続きを依頼できる方法もあるため、手間や時間をかけずに買取可能です。

フリマアプリの場合は自分で出品や発送作業が必要ですが、自分で価格設定ができます。
「せめてこの金額以上になってほしい」など希望額がある人は、フリマアプリが向いているでしょう。
ただし使い慣れていない人の場合、出品や発送作業が大変と感じる可能性があります。

手間や時間、得られる金額を基準に検討することはもちろん、自分に向いている方法を選択しましょう。

 

買取専門店での買取

買取専門店とは、スーツの買取や衣料品の買取などに特化し、ブランドや希少価値、状態確認など細部まで細かに見て査定し買取します。
とくにスーツの買取専門店はそれほど多くありませんが、ブランドやサイズ、状態によって価値が大きく変わってくるスーツだからこそ買取専門店に依頼してみましょう。

ブランドや素材など細かにチェックされ、じぶんも知らなかったスーツの価値や査定額を知れる可能性もあります。
傷や破損個所があることから買取を断られたスーツでも、修復可能と判断されると買取可能になる場合もあります。

スーツ買取のプロが判断するからこそ、より適正な価格で買取が可能でしょう。
スーツや靴の買取専門店ならクールヴェールご相談ください。

下記の記事では、下取りと売却の違いやそれぞれのおすすめポイントについて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>スーツの引き取りは下取りと売却どちらがオススメ?違いや特徴を押さえよう

不要なスーツを処分する方法

買取依頼を面倒に感じる人は、ごみとして捨てる方法が最も簡単でしょう。
スーツを捨てるときのごみ分別は何になるのかご存じでしょうか。
処分する場合の捨て方を2つ見ていきましょう。

 

燃えるごみとして捨てる

スーツは燃えるごみとして処分できます
しかし都道府県や市区町村によっては、分別方法が異なる場合があるため注意しましょう。

たとえば、大阪府の分別では「古紙・衣類又は資源集団回収」に該当します。
スーツは衣類に含まれるため、燃えるごみではなく古紙・衣類又は資源集団回収として処分しなければなりません。

他にも名古屋市では資源ごみとして扱われます。都道府県や市区町村によって大きく異なるため、事前に自治体のホームページやゴミ分別に関する資料を見ておきましょう。

 

廃品回収をつかって捨てる

廃品回収は町内会や学区など独自に実施しているもので、収集したものを最終処分することが目的です。
スーツは布類に含まれるため、リサイクルとして廃品回収に出せます。

廃品回収は、市区町村や学区などによって異なります。回収しているものや回収日、処分時に袋に入れたり紐でしばったりするかなど、事前に調べておきましょう。
学区で実施しているものは、自分や子どもが小中学校へ持っていく場合もあります。

廃品回収で集まったものは再資源化されるため、燃えるごみとして処分するよりも環境に配慮されていると言えるでしょう。

 

リサイクルボックス

リサイクルボックスは、まだ利用できるものやリサイクル可能なものを回収しているボックスです。
もう使えないから燃えるごみとして捨てるという選択肢だけでなく、リサイクルによる再生も視野に入れましょう。

リサイクルボックスは、自治体やアパレルブランドなどに設置されています。
リサイクルボックスの利用は基本的に無料です。

アパレルブランドのリサイクルボックスを利用する場合は、自社ブランドのみ、購入に限定があるなど利用条件があるかもしれないため、事前に調べておきましょう。

支援団体へ寄付

もう着なくなった衣料品などを海外に寄付している団体にスーツを配送し、寄付する方法も選択可能です。
リサイクルボックスや燃えるごみとして出す方法と比べて、手間と費用がかかりますが、誰かの役に立つ処分方法なので気持ちよく手放せるでしょう。

支援団体によって必要費用や配送方法、寄付可能なものが異なるため、スーツの寄付は可能か事前にチェックしておきましょう。

スーツの状態で判断する方法

買取依頼するかゴミとして処分するか、それとも寄付するのか、悩んでいる場合はスーツの状態を基準に考えてみましょう。

スーツの状態が良ければ買取依頼したいけれど、そもそもスーツの状態判断が難しいと感じる人も多いはずです。
ここではスーツの判断基準のポイントと、良い場合と悪い場合、分からない場合の対処法を見ていきます。

スーツの状態がまだまだ良い場合

状態の良いスーツは、傷や汚れ、テカリがありません。
使用頻度が低かったり、適切な方法で保管や管理していたりする場合は、良い状態といえるでしょう。
汚れや傷、テカリは全て目視でチェック可能です。
スーツをハンガーにかけた状態で全体をチェックしてみましょう。裏地やポケット、裾や袖、襟部分などのチェックも必須です。

状態が良い場合は買取や下取りで高値が付きやすいため、ごみとして捨てるのではなく買取や下取り、オークション、フリマアプリを利用してみましょう。
捨てようと考えていたものがお金になったり割引券になったりするのはかなりお得といえます。
ゴミとして処分する時と比べて手間や時間はかかりますが、状態が良いスーツであればぜひ検討してみましょう。

スーツの状態が大分傷んでいる場合

状態があまりよくないスーツは、5つのポイントに該当するものです。

  • 汚れ
  • テカリ
  • 体型の変化
  • デザインが古い

スーツの着用回数が多い場合、傷や汚れが付きやすいだけでなく、テカリの原因になります。
テカリは生地の劣化として、好まれる状態ではありません。とくに尻、太ももの外側、袖口、膝、肩部分がテカリやすいので注意しましょう。

体型に合わないスーツを着用し続けてしまうとデザインが崩壊するだけでなく、劣化が早まってしまいます。
ハンガーなどに欠けたときにシルエットが崩れていたり左右非対称になっていたりする場合はだいぶ傷んでいると言えます。

傷んでいるスーツはリサイクルボックスや寄付、ゴミとして処分が望ましいでしょう。

どちらか分からない場合

現在所有しているスーツの状態は良いのか悪いのか分からない場合は、知識のあるプロに任せてみましょう。
いくつものスーツを見ている買取専門店スタッフは、知識と経験、そして流行を把握しているため、適切な価値を算出します。

査定依頼と聞くと大げさに感じるかもしれません。
スーツの価値や価格基準は分かりにくく、とくに中古品の状態によっても査定額は大きく異なります。
プロの目で見てもらうことで正しい価値とより高価買取につながっていきます。

下記の記事では、ノーブランドスーツの買取について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事:ノーブランドスーツは売れる?買取の価格相場・業者の選び方

スーツを下取り・買取に出す際のコツ

スーツを下取りや買取依頼する場合、より高価買取・現金化や下取り可能な確率を高めたいものです。
下取りや買取を依頼するときのコツを知り、依頼時に実施してみましょう。

スーツ専門店に査定してもらう

下取りや買取は、量販店でも依頼可能ですが、より高価買取を望む場合はスーツ専門店に依頼しましょう。
量販店などではマニュアル通りの買取や下取りがほとんどです。ブランドや素材、サイズなどによる細かな査定は実施されないことが多い傾向にあります。

スーツ専門店が査定すると、細かな状態や流行などを加味して査定されるため、高い現金化が期待できます。
査定依頼はスーツ専門店に依頼しましょう。

なるべく良い状態で保管する

スーツの保管状態によって査定額は大きく変わります。
保管状態が良ければ良いほど査定額は高く、保管状態が悪ければ悪いほど査定額は低くなります。

これはスーツを購入してから保管している間ずっと気を付けなければなりません。
そのなかでももう着ないからといって適当に保管してしまうと、状態は一気に悪くなってしまいます。
使用中はもちろん使用していない期間や処分しようか悩んでいる期間も、大切に保管しましょう。

保管時は湿気のない環境でホコリやシワが付かないように注意し、より査定額が高くなるように工夫してください。

ハンガーや付属品も一緒にする

スーツの査定に必要か悩む付属品も、ぜひ一緒に査定に出しましょう。
スーツの査定ですが、ハンガーや生地の予備、予備のボタンなども一緒にしておくことで、下取りや買取価格のアップにつながります。

もちろんハンガーや付属品がなくても下取りや買取が可能です。
より高価買取や下取りをするためのコツなので、ぜひ覚えておきましょう。

スーツを処分するときはプロに買取依頼しよう

着なくなったスーツを処分したいと考えているときは、下取りや買取を検討しましょう。
下取りや買取依頼することで、いらなくなったスーツが商品券やクーポン券、お金に変えられます。

クールヴェールではブランドを熟知したスタッフがスーツや革靴等、幅広いアイテムの高価買取を行っています。
スーツ買取りならクールヴェールご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

鈴木義彦

株式会社クール・ヴェール 代表

<学歴>

高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)

<職歴>

1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。

2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。

2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。

2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。

2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。

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