スーツケースが売れない?売る方法や買取相場も紹介!

公開日:2023年7月27日 / 更新日:2024年10月3日

一時は便利だったものの、使わなくなると途端に処分に困ってしまうスーツケース。
「捨てたいけど捨てられない」とクローゼットの奥にしまい込んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんなスーツケースの処分方法としておすすめなのが「買い取り」です。
本記事では、スーツケースの具体的な処分方法や買取相場、高く売るコツなどについてまとめてご紹介します。

スーツケースを売ることはできる?

結論から言うと、スーツケースは新品、中古問わず売ることが可能です。
故障や不具合がある場合は買い取ってもらえないケースもありますが、反対に状態がよければ予想以上の臨時収入になる可能性もあります。
スーツケースの需要は時代に関係なく高いものですが、使用頻度があまり多くないこともあり、中古で購入する人が少なくありません。
処分を考えた時、捨て方に悩む人も多いと思いますが、「ただ捨てるのはもったいない」と感じている方は、一度買取を検討してみましょう。

不要になったスーツケースの処分方法

スーツケースは、大きさや材質などの問題で一般ごみとして出せないケースが多く、処分にお金がかかる自治体も珍しくありません。
やはり買い取ってもらうのが最もお得と言えるでしょう。
とはいえ、他にも選択肢があるのでこちらで詳しくご紹介します。

①販売店に下取りを依頼する

スーツケースを新しく購入する場合、これまで使っていたスーツケースを下取りしてくれることがあります。
新たに購入するスーツケースの値段から、下取り金額を差し引いてくれるので、買い替えを考えている方にとっては最もお得になるかもしれません。
ただし、あくまで下取りはそのお店でスーツケースを購入することが前提となるため、買い替える予定がない人は別の処分方法を検討する必要があります。
また、下取りサービスがなかったり、状態が好ましくなく下取り価格がつかなかったりした場合、ショップによっては無料で引き取ってくれるケースもあるので、購入前に相談してみましょう。

②リサイクルショップで買い取ってもらう

最も手軽に売却できるのが、スーツケースを取り扱うリサイクルショップで買い取ってもらう方法です。
ただし、ショップとして値がつけられる状態でないと買い取ってもらえないため、スーツケースの状態によっては断られる可能性もあります。
また、基本的にノーブランドのスーツケースであっても買い取ってもらうことは可能ですが、査定金額がかなり低くなると考えておきましょう。
中には、出張買取に対応しているリサイクルショップもあり、その場合は自宅まで買い取りに来てもらえるため非常に便利です。
いずれも査定は無料で行ってもらえるため、「どうせならお得に処分したい」という方はリサイクルショップの買取サービスを積極的に活用するのも1つでしょう。

③回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すれば、スーツケースを引き取ってもらえます。
インターネットや電話などで申し込むと、指定した日に自宅まで回収に来てくれるので、自分で運び込む必要もありません。
タイミングがよければ即日取りに来てもらえることもあるので、引っ越しや大掃除の際には非常に便利なサービスです。
回収業者に依頼する場合は費用が発生しますが、複数点まとめてお願いすると割引になるケースもあります。
また中には、製品の状態がよければ回収と同時に買取を行ってくれる業者も存在します。
一旦は回収費用が発生するものの、最終的には査定でプラスとなることもあるので、気になる場合はまず問い合わせてみることをおすすめします。

④フリマアプリを利用する

最近は、フリマアプリにスーツケースを出品する人が増えています。
処分して手元にお金が入るという点ではリサイクルショップと同じですが、自分が希望する金額に設定できるというのが大きな特徴で、ほぼ100%リサイクルショップよりも高い値段で売却できます。
ただし、出品から梱包、発送まで全ての過程を自分で行わなければならないため、注意が必要です。
価格設定が高いとすぐに売却できず、反対に安すぎると送料で赤字になるというようなケースもあり、最も時間と手間がかかる方法ともいえます。
とくに急いで処分したい場合には、他の方法を検討した方がいいでしょう。

⑤粗大ごみに出す

サイズや材質によって、不燃ごみとして廃棄することができる自治体もありますが、基本的にスーツケースは粗大ごみとして捨てることになります。
粗大ごみの扱いは地域によって大きく異なりますが、基本的には事前に電話やインターネットなどから各自治体に回収を申し込み、指定された金額を郵便局やコンビニで支払うことで、回収用の券やシールが発行されます。
それらをスーツケースに貼り、指定された日時に回収場所に出せば完了です。
回収相場は200〜400円と安価に処分できますが、わざわざ回収に来るということから、最低2点以上などと個数指定されている自治体もあるため注意しましょう。
こちらも、指定された日まで保管しなくてはならないため、急いでいる人には不向きです。

⑥寄付する

スーツケースを支援物資として発展途上国へ寄付している団体があり、そこへ使わなくなったスーツケースを寄付することができます。
寄付自体にお金はかかりませんが、基本的に送料と再利用するために必要な費用は全て自己負担となり、スーツケースの大きさに合わせて2,500〜4,000円程度が目安となります。
寄付する団体によっては送料のみで引き取ってくれるところもあるため、事前に確認しておくといいでしょう。
「自分には不要になったけど誰かの役に立てれば」そんな想いがある方におすすめの手段です。

スーツケースの買い取り価格の相場

スーツケースは、ブランドや状態によって買取価格が大幅に変動します。
そのため一概にいくらと明示するのは難しいところですが、目安としてはブランド品であれば5,000〜50,000円、ノーブランドの場合は500〜3,000円程度が相場となっています。
また、ブランド品の場合は保証書や品質証明書が一緒に保管されていると価値が大きく上がり、人気のハイブランドで状態がよければ10万円を超える買取価格がつくことも珍しくありません。
買取業者によって査定価格に数万円の差が出ることもあるため、複数の業者に見積もりを依頼することで、最もいい条件で売却することができるでしょう。

高く売れるスーツケースの特徴

せっかくスーツケースを売却するなら、少しでも高く売りたいものですよね。
こちらでは、どのようなスーツケースが高く売れるのか、その特徴について解説します。

①ブランドもの

スーツケースの買取価格に最も大きく影響するのが、ブランドの有無です。
とはいえ、ファッション系のハイブランドや、有名スーツケースブランドであれば、買取価格に期待できますが、定価が安く誰もが手に取りやすいアパレルブランドなどの場合は、買取価格も低くなります。
また、先にご紹介した通り、有名ブランドになるほど、保証書や品質証明書があれば価値が上がることがあります。
これから売却する方はもちろん、スーツケースの購入を考えている方も、その点を意識しておきましょう。
残念ながら、ノーブランドのスーツケースについては、買取対象外となっているショップもあります。
一度でも使用した場合は「買い取ってもらえたらラッキー」くらいの気持ちで査定に出すのが賢明です。

②使用感がない(状態がよい)

スーツケースは、新品の状態に近ければ近いほど高値で買い取ってもらえます。
それなりの金額で買い取ってもらうには、新品未使用あるいは1回程度の利用が望ましいところですが、複数回使用していたとしても傷や汚れなど使用感がなければ高く買い取ってもらえるケースもあります。
少しでも売却する可能性がある方は、できる限りスーツケースを丁寧に扱っておくといいでしょう。
一方、大きなヘコみやキャスターの欠損などスーツケースとしての機能を果たさない状態では、ほぼ買い取ってもらえないと考えておくべきです。
あくまでも買い取った状態で転売できるレベルのスーツケースでないと、買い取ってはもらえないことを理解しておきましょう。

下記の記事では、新品のスーツケースの買取相場や、高く買い取ってもらうためのポイントを解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>【新品】スーツケースの買取相場や注意点を解説

③機内持ち込みできる

スーツケースはボストンバッグほどの小さなものから、人が入れるほどの大きなものまでさまざまなサイズ展開がされていますが、中でも人気なのが、機内持ち込みができるサイズです。
その理由はずばり「時間短縮」で、行きは手荷物カウンターに並ばず保安検査場へ進むことができ、帰りもコンベアーの前で荷物を待つ必要がありません。
そうした理由から、機内持ち込みできるサイズの需要が高くなっているのです。

④特殊ロックがついている

TSAロックと呼ばれる特殊ロックが装備されているスーツケースは、そうでないスーツケースに比べて高い値段で買い取ってもらえます。
TSAロックとは、9.11同時多発テロ事件を受け、アメリカ運輸保安局(TSA)がテロ対策の一環として始めた取り組みで、赤い菱形のマークが特徴です。
アメリカ入国の際、テロを未然に防ぐことを目的に空港職員が特殊ツールを使って解錠することが認められているため、万が一TSAロックがない場合は、中身確認のために既存の鍵を破壊される可能性があります。
海外旅行をしない人にはほとんど不要な機能ではありますが、高く買い取ってもらうためには需要の高いTSAロックが不可欠といえるでしょう。

売れないスーツケースの特徴

見積もりの結果、買い取ってもらえなかったというケースも少なくありません。
以下に、売れないスーツケースの特徴についてまとめました。

①シールなどのよごれがある

好きなブランドのロゴステッカーやキャラクターシールが貼られたスーツケースをよく目にします。
お気に入りのステッカーやシールを貼ると、スーツケース特有のシンプルなデザインが一気に華やかになりますよね。
しかし、それらは全て「汚れ」とみなされ、買取時には大幅に減点される原因となってしまうため注意が必要です。
もちろん飛行機に乗る際、航空会社に貼られるシールも同様です。
消えない傷は仕方ありませんが、買取査定の際にはできる限りきれいにシールを剥がしておくことがポイントです。

②カギがない

基本的に、カギを紛失してしまったスーツケースは、買い取ってもらうことができません。
そもそもスーツケースは出張や旅行中の荷物を保管するためのアイテムであるため、安全に使用できなければスーツケースの意味がなくなってしまいます。
そうなると買い取っても再販できないと判断され、買取は難しくなります。
他に付属品がある場合も、最終的に売却を考えるのであれば失くさないように大切に保管しましょう。

③キズ・破損箇所がある

前提として、ノーブランドのスーツケースの場合は、目立ったキズがある時点で買い取ってもらえないと考えておいた方がいいでしょう。
有名ブランドのスーツケースの場合、使うのに支障がない程度のキズであれば買い取ってもらえることが多いですが、一部が破損しているとなると話は別です。
例えばファスナーが閉まらない、キャスターが外れているなどが多いパターンですが、いずれにしてもスーツケースとして使用することができないため、いくら高級品でも買取は不可と判断されます。

買い取ってもらいやすくなるスーツケースの掃除方法

人気ブランドのスーツケースについては高値で買取をしているショップが多いですが、そうでないスーツケースであっても状態次第ではお得に買い取ってもらえる可能性があります。
こちらでは、スーツケースをより高値で買い取ってもらうためのクリーニング方法とコツを解説します。

①全体の汚れをとる

はじめに、全体的に付着したチリや土などによる汚れを落とします。
スーツケースの使用中に屋外で付いた汚れは、時間が経てば経つほど落としにくくなります。
まずは濡らした雑巾で全体を拭き、壁や他のスーツケースにぶつけて塗料が付着してしまった部分は、乾いた雑巾でこすってみましょう。
汚れが落ちにくい場合は、薄めた中性洗剤を染み込ませた布で拭くと効果的です。
汚れが取れないからと言って、シンナーや研磨剤入りの洗剤を使用すると、スーツケースを変色・変形させる原因となるため絶対に使わないようにしてください。
ここに時間をかけるかどうかで、スーツケースの第一印象が大きく変わるため、とにかく丁寧に行いましょう。

②シールをはがす

スーツケースにシールが残っている場合は、全て剥がします。
ここで注意したいのは、一般向けに販売されている「シール剥がし」を使用しないことです。
先にもご紹介した通り、スーツケースに広く使用されているポリカーボネート樹脂は、シンナーなどの溶剤に非常に弱い材質のため、市販のシール剥がしでも変色や変形してしまう可能性があります。
シールやステッカーは、まずゆっくりと端から剥がし、それでも取れなければドライヤーで熱を加えるという方法が有効です。
ドライヤーを十秒ほど当てるだけで糊が暖められて柔らかくなり、驚くほどシールやステッカーが剥がしやすくなるはずです。
あまり長時間熱風を当てるとスーツケースの樹脂が傷むことがあるため、その点だけご注意くださいね。

③キャスターを磨き上げる

スーツケースの中で最も汚れが付着しやすいのが、地面に近いキャスター周りです。
スーツケースを使用するにあたってキャスターを使わない機会はほぼないため、定期的にメンテナンスを行わないと最も早く劣化するパーツでもあります。
スーツケースを使用する度に汚れを拭き取るのはもちろん、査定をしてもらう前にはあらためて拭き上げておきましょう。
室内での保管が目的であれば、水を含ませた雑巾やウェットティッシュなどを使って全体的に汚れが落ちればOKですが、将来的に売却を考えているのであれば、歯ブラシなどでキャスターや周囲に付着した細かいゴミまで取り除いておく方が賢明です。
髪の毛やホコリなどはキャスターの減りを早めてしまう上、万が一水分が残っていた場合はさびの原因にもなるため、とくに意識して掃除するようにしましょう。

④内部も掃除する

スーツケースをきれいにする際、忘れがちなのが内部の掃除です。
液体をこぼしたりすることがない限りスーツケースの内部がひどく汚れることはありませんが、実は立てて置いた時の底部やポケット内はホコリが溜まりやすい部分です。
1つひとつ確認しながら掃除をすると手間がかかるので、とくに目立った汚れがない場合は内部を傷つけないよう気を付けながら、掃除機で一気に吸ってしまっても問題ありません。
よく絞った雑巾で拭くのも1つではありますが、湿ったまま片付けてしまうと、次に開けた時にカビが生えていたというようなトラブルもあるため、必ず十分に乾燥させてから片付けましょう。

不要になったスーツケースを早く売るべき理由

使わなくなったスーツケースを少しでもお得に処分したいのであれば、とにかくできるだけ早く売ってしまうことです。
繰り返しお伝えしている通り、スーツケースは使えば使うほど、保管する時間が長ければ長いほど劣化し、価値が下がっていきます。
「使っていないのに?」と思う方もいるかもしれませんが、クローゼットや物置に保管している間にもスーツケースは湿気を帯び、樹脂や布、キャスターは徐々に傷んでいくのです。
久しぶりに使おうとしたらキャスターが外れた、なんてことも珍しくないため、今後使わないのであれば使用回数が少なく価値がある内に売却するのが1番です。

高く買い取ってもらいやすいスーツケースのブランド

国内外数えきれないほどのブランドがスーツケースを展開していますが、買取価格には大きな差が出ます。
以下に、どのショップでも高く買い取ってもらえる可能性が高いブランドをまとめました。

①サムソナイト

1910年、アメリカのコロラド州デンバーで誕生したスーツケースブランド「サムソナイト」。
「Life’s a Journey -人生は旅- 」をコンセプトに、設立から100年以上経った今もスーツケース業界を牽引し続けているブランドです。
サムソナイト最大の特徴はオリジナル特許素材である「Curv®」で、純度100%のポリプロピレンを加工したシートを幾重にも重ねて作られたスーツケースは、驚異的な軽さと衝撃耐性を実現しています。
さらに魅力的なのが復元力で、例えばトラックに潰された場合にもその圧力を分散し、ほぼ原状回復するとのこと。
それでいて高級スーツケースの中では安価で購入できるとあれば、絶えずファンが生まれ続けるのにも納得です。
人気モデルは王道の「コスモライト」シリーズですが、よりタフな「シーライト」やブレーキシステムを搭載した「ポリゴン」など、目的に合わせて選ぶことができます。

②グローブトロッター

「旅の黄金時代」を象徴するスーツケースである「グローブトロッター」は、イギリスを代表するスーツケースブランドです。
大英帝国が栄華を誇ったヴィクトリア朝時代である1897年に誕生した「英国最古のブランド」であり、創業から現在にいたるまで、変わらぬ製法や工程が取り入れられています。
トランクのボディには、特殊な紙を重ねて樹脂をコーティングして作られる「ヴァルカンファイバー」が使われています。
皮革のような頑丈さだけでなく、軽さと美しさを兼ね揃えており、使い込むほど色合いに味がでます。

また、伝統あるブランドながらも、企業や著名人とのコラボレーションに積極的な姿勢であることも、特徴の1つです。
現在でもさまざまなシリーズを販売しており、世界的に有名な著名人がグローブトロッターの製品を持つ画像が、雑誌やSNSなどでも取り上げられています。
時代を経ても色あせない高い魅力から、誕生から100年以上経過する今でも高い人気を誇ります。

③リモワ

スーツケースの王様と称されることも多い「リモワ」は、ドイツ生まれの老舗スーツケースブランドです。
1898年の創業当初は、ヨーロッパの富裕層のニーズに合わせたレザー製の旅行鞄などを中心に取り扱っていましたが、1900年代半ばになると航空機の素材として使われていたジュラルミンに着目、初のアルミ製スーツケース「トパーズ」は世界中から注目を浴びることになりました。
現在はジュラルミンに加えポリカーボネートを採用していますが、どちらも波打つデザインになっているのが特徴。
リブ状に仕上げることで、素材に厚みを出さずとも強度が上がり、スーツケースを衝撃から守ることができます。
静かで滑らかな動きを実現した「ダブルホイールキャスター」に、可動式仕切り「フレックスディバイダー」など、細部まで行き届いたこだわりが光るブランドです。

④ロンカート

1950年創業のイタリア老舗ブランド「ロンカート」は、世界で初めてポリプロピレン製のスーツケースを開発し大幅な軽量化を実現するなど、業界のパイオニアとして一目置かれる存在です。
極限まで軽量化すると同時に、強度にもとことんこだわったという点が人気の理由。
最上級の耐久性を誇る「WE ARE」シリーズは、37Lサイズで2.0kg、100Lサイズでも3.0kgと女性にも扱いやすいとヨーロッパで大人気です。
また、ロンカートのスーツケースは、内装を外して丸洗いが可能。
出先で汚れた時や、着用済みの衣類を入れた時など、気になる時にさっと洗えば常に清潔な状態を保つことができるのです。
日本ではまだ知名度が高いとは言えませんが、その分他の人と被る心配もほとんどなく、長く愛用したいという方に多く選ばれています。

⑤プロテカ

日本の老舗旅行鞄メーカー「ACE(エース)」が2004年に展開したオリジナルブランド「プロテカ」。
日本が世界に誇る高い技術とプロテカならではのアイデアが組み合わさった、今最も注目すべきスーツケースと言っても過言ではありません。
デザインを手掛けるのは「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた佐藤ナオキ氏。
各シリーズが個性光るスタイリッシュなフォルムを持ち、それぞれ異なるユニークな機能を備えているのが特徴で、利用者が目的に合わせて選びやすいのも魅力です。
北海道の赤平工場で職人によって丁寧に作り上げられたスーツケースは、なんと3年保証付き。
しかもスーツケース破損の99%とされる「機内での破損」まで対象となれば、これほど信頼度の高いブランドは他にないと言えるでしょう。

⑥ACE

プロテカを展開する「ACE」は、不動の人気を誇る国内鞄メーカーの1つ。
1940年に大阪で「新川柳商店」として創業、1963年には「エース株式会社」に社名を変更し、長年日本の鞄業界を牽引してきました。
そんなACEのコンセプトと言えば「究極より快適」。
そのことば通り、日本人の体型やニーズに応える製品が揃い、コストパフォーマンスが非常に優れていると評価しているファンが多くいます。
そして、やはりその魅力は高い信頼性にあるといえます。
プロテカの他に、手の届きやすい価格帯の「ワールドトラベラー」、女性チームが手掛けた「ハント」など、オリジナリティ溢れるシリーズがたくさんあり、高品質でハイスペックなスーツケースがほしいという方に最適です。

⑦ゼロハリバートン

業界でもトップレベルの耐久性を誇るスーツケースブランドの「ゼロハリバートン」。
その優れた機能性とデザイン性から、愛用する著名人、ならびに映像作品に出演することも多く、高い人気を誇ります。
アルミニウム特有の重厚感や光沢感などを楽しめるので、高級感や大人っぽさを重視する方におすすめのブランドです。

特筆すべきは堅牢性の高さ。
ゼロハリバートンのアルミニウム製ケースには、ダブルリブデザインが採用されており、業界随一の優れた堅牢性を誇ります。
また、密閉性の高さは「NASA」にも認められており、1969年のアポロ計画では、ゼロハリバートンのケースが「月面採取標本格納器」として使われたほどです。
なお、ゼロハリバートンは、先述の「ACE」のグループに入っています。
国内のカスタマーサポートを利用できるのも、大きな特徴だといえるでしょう。

⑧SUNCO

1893年に名古屋で創業、1950年には国内スーツケースの原点となるベニヤ作りの「二方丸」を発売し世間を驚かせた「SUNCO(サンコー)」。
それでいて知名度が高くないのは、広告にかかる費用を全て開発に回しているからなのです。
1970年にはアルミニウムと樹脂を使い、日本人の体型やニーズに合わせたキャスター付き縦型スーツケースを発表。
世界中が驚き、そのスタイルを採用したことで、現在のスーツケースに至ったといいます。
SUNCOでは、他社が採用するポリカーボネートをさらに進化させたHTポリカを使用しているのがポイント。
そこに、細かいキズを1分以内に自動修復する特殊コーティングが施され、まさに最強のスーツケースと言えるでしょう。

スーツケースの状態で買取査定に大きな差が出る

今回は、使わなくなったスーツケース、自宅のクローゼットに眠っているクローゼットをお持ちの方は、すぐにでも買い取ってもらった方がいいということについてお話しました。
もちろん売却以外にも、回収業者に依頼したり寄付したりして処分する方法はありますが、どうせなら少しでもお得に処分したいものですよね。
人気ブランドのスーツケースは高値で買い取ってもらえる可能性が高いですが、ノーブランドのスーツケースであっても、状態がよければそれなりの値段がつくケースがあります。
買取査定に出す際はしっかりと掃除をし、できる限り購入した時の状態に近付けることを意識するといいでしょう。

クール・ヴェールではブランドを熟知したスタッフが、スーツケースをはじめスーツや革靴等、幅広いアイテムの高価買取を行っています。
スーツケースの高価買取りならクール・ヴェールへご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

鈴木義彦

株式会社クール・ヴェール 代表

<学歴>

高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)

<職歴>

1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。

2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。

2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。

2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。

2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。

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