シセイ＆
シャンボールセリエ＆
ザネラートの高額買取

シセイ

日本人デザイナーがフィレンツェで立ち上げた

Cisei（シセイ※チセイとも呼びます）は、2006年にフィレンツェで日本人デザイナー大平智生氏が立ち上げたレザーブランド。
イタリアに渡った大平智生氏は、さまざまなブランドに参加して活躍しながらイタリアの伝統的な技術を学びます。その修行期間は、11年間。普遍性のあるクラシックなデザイン中心でありながら、時にユニークなアイデアを盛り込んだバッグを作り続けています。男性には持ちづらかったショルダーや巾着をリデザインし、メンズライクに仕上げたり、持ち手にレザーではなく木材を使ったり。
コバの磨きが丁寧で、金属パーツも美しい仕上げ。日本人らしい繊細で正確な仕事ぶりと、イタリアの技術が融合したブランドです。

シャンボールセリエ

馬具職人の街で生まれたレザーブランド

2004年にフランスのシャンボールで立ち上げられたブランド。歴史が浅く聞こえるかも知れませんが、元々60年以上前から存在する老舗の工房が立ち上げています。アパレルの世界ではよくあることですが、大手ブランドのOEMを手がけてきた工房が、その技術力を使って自社ブランドを立ち上げた……という流れです。エルメスやカルティエなどの製造の一部を担ってきた老舗のため、品質は折り紙付き。
デザインには、馬具に見られるディテールが取り入れられています。これは、シャンボールが元々馬具職人の街だから。セリエは馬具用の革職人という意味です。
メタル製のエンブレムが付いていますが、控え目。デカデカとブランド名を宣伝したくない……という方にも人気が高いです。

ザネラート

体に馴染む柔らかさが特徴

ZANELLATO（ザネラート）は、イタリアのヴィチェンツァに1976年に立ち上げられたブランド。50年代に郵便配達夫が使用していたレザーバッグにアイデアを得て作られた「POSTINA（ポスティーナ）」が代表作。このバッグは非常に有名になります。今では男性も女性もショルダーバッグを使いますが、そのブームの火付け役となったのがこのバッグです。
柔らかく耐久性の高いマルカプントレザーを使用しており、傷が付きにくく色落ちしにくいのが特徴。機械か薬品でつけられるシボですが、マルカプントは手もみによってシボがつくられています。
このバッグはイタリアで国民的なものなのでしょう。イタリア郵政省が、ポスティーナをデザインした消印を作り、一日限定で郵便に使用して栄光を讃えています。