ルイヴィトンブランドのメンズスーツの特徴とおすすめ商品
メンズスーツはさまざまなブランドから商品が販売されていて、ブランドの1つにルイヴィトンがあります。
ルイヴィトンという名前は聞いたことはあるが、スーツの特徴について詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ルイヴィトンブランドの軌跡やメンズ服の特徴、おすすめのスーツについて紹介します。
ルイヴィトンの特徴を知りスーツを選びの参考にしたい方は、ぜひ確認してください。
ルイヴィトンブランドの軌跡
まずは、ルイヴィトンブランドの歴史について順を追って紹介します。
ルイヴィトンの誕生から1900年代まで
ルイヴィトンの創始者ルイは、14歳で家を飛び出しフランスのパリに向かい、職人としてのキャリアをスタートします。
その後20年間はトランク製造の職人として地道に腕を磨き、フランス王室から注文を受けるほどの職人として成長しました。
1854年に満を持して旅行カバン専門のアトリエをオープンし、ルイヴィトンのブランドが誕生しました。
当時はフタが丸い革製の旅行カバンが一般的でしたが、ルイは積み上げやすさを考え四角形の防水加工を施したコットンの旅行カバンを販売したことによって人気を得ます。
1880年に、アトリエをジョルジュ・ヴィトンが引き継ぎます。
しかし、当時ヴィトンの旅行カバンは人気があったためコピー商品に悩まされることになりました。
ジョルジュは新しいデザインを考案する必要性を感じ、日本の市松模様から発想のヒントを得た「ダミエ」柄を発表します。
ダミエ柄は瞬く間に人気に火が付き、今でも人気商品の1つです。
そのダミエも発売から時間が経つとコピーされようになり、次のデザインとして「モノグラム」を考案します。
モノグラムは、職人が柄を手作業で書くためコピー品を作ることが難しく、同業者によるコピー品を減らすことに成功しました。
モノグラムは現在も、ダミエと並びルイヴィトンを代表する柄の1つです。
1900年代から現在まで
1900年代に入ると、フランス国内で人気を得ていたルイヴィトンは国外での展開も視野に入れます。
1978年にはフランス以外の海外にも進出し、日本でも店舗がオープンしました。
日本での海外展開に成功したルイヴィトンは、アメリカやヨーロッパなどの主要都市にも出店し世界的に人気ブランドへと成長します。
2011年にキム・ジョーンズがメンズラインのアーティスティック・ディレクターに就任します。
それにより、ストリートスタイルの色が強く出たルイヴィトンが誕生し、若い世代の方からも人気を得るようになりました。
2018年にオフ・ホワイトのデザイナーでもある、ヴァージルアブローがメンズラインのアーティスティック・ディレクターに就任しました。
ストリート色の強いエッジの効いたルイヴィトンを発表し、初めてメンズ向けのジュエリーも制作されます。
その後も新作発表は毎年話題になり、有名ブランドとのコレボレーションも発表するなど多くのファッション好きの方がルイヴィトンに高い関心を示しています。
関連記事>>ルイヴィトンのブランドとしての特徴と歴史、人気の商品を紹介
ルイヴィトンのメンズスーツの特徴
ルイヴィトンのメンズ服の特徴は主に、3つあります。
①独自の柄をブランド化
ルイヴィトンを代表する柄に、ダミエとモノグラムがあります。
ダミエは、四角形の色違いの柄が交互に並ぶ模様でルイヴィトンのなかでも最も古い歴史を持つ柄です。
ダミエが発表されたころ、ヨーロッパでは万国博覧会が開かれ日本も参加していました。
そのためダミエは、日本の市松模様に似ていて日本の伝統的な柄の影響を受けたといわれています。
モノグラムは「Louis Vuitton」の頭文字であるLとV、花、そして星が複雑に配置された柄で、ルイヴィトンの全商品のうち60%の売上げを誇る看板商品です。
モノグラムもダミエ同様に日本文化の影響を受け、日本の家紋からヒントを得たとされています。
ダミエやモノグラムと聞くと、バッグの柄というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、メンズのTシャツやニット、ブルゾンなど多くの商品にも取り入れられています。
下記の記事では、ルイヴィトンのメンズバッグの種類について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>ルイヴィトンのメンズバッグの種類とおすすめ商品
②ラグジュアリー感のあるデザイン
ルイヴィトンのデザインは、色味を抑えたシックなものからストリート色の強いものまで幅広くの商品が発表されています。
その商品に共通しているのは、ラグジュアリー感です。
ルイヴィトンならではの配色や柄の組み合わせで、高級感を演出しています。
メンズ服に使用される素材も高品質なものが選ばれ、ラグジュアリーさを感じる要因の1つとなっています。
③機能性の追求
ルイヴィトンはもともとトランクの工房としてスタートした背景があり、デザインだけでなく機能性も追及されています。
ポケットの位置や深さといった、使いやすさにもこだわって作られていることが特徴です。
ポケットの位置が低いことで物を出し入れしやすく、ポケットの深さがあることで手を入れやすい設計となっています。
ルイヴィトンの商品は、デザインだけでなく使いやすさにもこだわって作られているため多くの方に支持されているといえるでしょう。
ルイヴィトンのおすすめメンズスーツ3選
ルイヴィトンのおすすめメンズスーツを、3つ紹介します。
①ジャケットウィズダミエライニング
ジャケットウィズダミエライニングは、さまざまなアイテムと合わせやすいブラックスーツです。
このスーツの特徴は、ボタンと裏地にダミエ柄が採用されていることです。
シンプルなブラックスーツながら、ダミエ柄があることで個性も光るデザインになっています。
レギュラーフィットで作られているため多くの方が着こなしやすく、個性も光るデザインのジャケットウィズダミエライニングは、約344,300 円(定価)で販売されています。
②カシミヤジャケット
カシミヤジャケットは、グレーの落ち着きのあるカラーのスーツになっています。
このスーツの特徴は、カシミヤの生地が使われていることです。
カシミヤは肌触りもよく、機能性にも優れた高級な素材です。
カシミヤが贅沢にも使われたスーツは上品さも感じられ、また軽さと着やすさも兼ね備えている点が特徴です。
胸ポケットにブルーカラーのピンをあしらい、カフとフロントはLV ステッチを添えたメタリックなボタンで装飾されています。
着心地と機能性に優れたカシミヤジャケットは、約476,300円(定価)で販売されています。
③エンボスモノグラムシングルブレステッドジャケット
エンボスモノグラムシングルブレステッドジャケットは、使いやすいネイビーカラーのスーツです。
スーツ全体にネイビースーツと同系色のモノグラムが描かれています。
そのため、シンプルながら存在感のあるデザインです。
素材として主にコットンが使用されているため、軽さもあり季節を問わず着用できる1着になっています。
使いやすさと存在感の融合した、エンボスモノグラムシングルブレステッドジャケットの価格は約382,800円(定価)です。
ルイヴィトンの「MADE TO ORDER」とは
ルイヴィトンのブランド全体に通じるサービスとして「MADE TO ORDER」があります。
ルイヴィトンの各製品を、使用方法や要望に合わせて細かい点までオーダーできるサービスです。
代表的な例としては、素材やサイズの変更です。
革の素材を他の素材に変更して個性を出すことや、使いやすいサイズに調整してもらうことができます。
こだわって依頼をすれば、モノグラムラインの製品をダミエラインに変更することも可能です。
このように、オーダーの仕方によっては世界で1つだけのルイヴィトン商品を作ることができます。
MADE TO ORDERのサービスは、全国のルイヴィトンストアで依頼することができるため、気になる方は詳細を各店舗までお問合せすることをおすすめします。
スーツに合うルイヴィトンおすすめの小物
スーツをかっこよく着こなすためには、小物との組み合わせも重要です。
スーツに合うルイヴィトンのおすすめの小物は主に、4つあります。
①ネクタイ
スーツは、ネクタイを結ぶことで着こなしの幅が広がり、選ぶネクタイによって与える印象を変えられます。
ルイヴィトンのスーツに合わせるおすすめのネクタイの柄は、モノグラムです。
モノグラムはさまざまな模様がデザインされ、派手な印象を受けます。
しかし、スーツと同じカラーのモノグラムの入ったネクタイを選ぶことでスーツにも馴染むため合わせやすいです。
スーツに合うネクタイを見つけて、自分の個性を出しつつコーディネートを楽しみましょう。
②ネクタイピン
ネクタイピンをすることで、スーツを上品に着こなすことができます。
ルイヴィトンのおすすめのネクタイピンは、シャンゼリゼ・コレクションです。
シャンゼリゼにある、メゾンルイヴィトンの壁面からヒントを得たデザインで、全体的に花が刻印されたなかにLVの文字が光るデザインになっています。
ルイヴィトンのネクタイピンは、スーツの着こなしに程よくアクセントをつけられるという特徴があります。
③カフリンクス
カフリンクスは、シャツの袖口を留めるものでスーツの着こなしに品格をプラスできます。
ルイヴィトンのおすすめのカフリンクスは、LVサークルです。
丸みのあるデザインの中央にLVが刻印されたデザインになっています。
④ハンカチ
ハンカチは、スーツの胸ポケットに差すことで与える印象を変えることができます。
ルイヴィトンのおすすめのハンカチは、モノグラムです。
シンプルなスーツに合わせることで、遊び心をプラスできます。
スーツに合わせやすいモノグラムのハンカチでおしゃれな雰囲気を演出しましょう。
⑤マフラー
マフラーも、スーツに合う小物の1つです。
ルイヴィトンのおすすめのマフラーは、ダミエ柄です。
ダミエ柄は、いくつかカラー展開されています。
オーソドックスなカラーはブラウンとダークブラウンのものですが、ブラックとグレーのものもあります。
寒い季節は、ダミエ柄のマフラーでおしゃれを楽しみましょう。
ルイヴィトンのスーツはラグジュアリー感のあるデザインが人気
いかがでしたでしょうか?
モノグラムやダミエが人気の高いブランドのルイヴィトンですが、コピー品に悩まされた過去から特徴のあるデザインが誕生しています。
ルイヴィトンのスーツの特徴は、ラグジュアリー感のあるデザインであることです。
そのデザインには、存在感と着こなしのしやすさが融合されています。
スーツを着用する際には、ルイヴィトンのネクタイやマフラーなどを合わせてスーツのコーディネートを楽しみましょう。
ルイヴィトンのスーツの買取を希望されている方は、クールヴェールがおすすめです。
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この記事の監修者
鈴木義彦
株式会社クール・ヴェール 代表
<学歴>
高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)
<職歴>
1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。
2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。
2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。
2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。
2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。
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