エルメスで人気のメンズバッグ5選!選び際のポイントも紹介
高級ブランドの1つとして有名な「エルメス」は、特に女性からの人気が高いです。
しかし、実際にはメンズ向けの商品も展開しており、男性からの人気もあるブランドだということをご存じでしょうか。
そこで、この記事では男性がエルメスのバッグを選ぶ際のポイントやおすすめの商品をいくつか紹介します。
エルメスのバッグをお探しの男性の方は、ぜひ参考にしてみてください。
エルメスのイメージとは?
エルメスは女性の憧れのブランドの1つとして知られており、男性よりも女性のイメージが強い傾向があります。
よく比較されるブランドとして「ルイ・ヴィトン」がありますが、こちらのほうが男女のイメージの差がない傾向にあるといえるでしょう。
しかし、エルメスは男性にも十分おすすめできるブランドであり、実際にエルメスの商品を愛用している男性も多くいます。
では、エルメスはなぜ女性のイメージが強いのでしょうか。
その理由は、素材や色、デザインなどのバッグのつくりにあります。
一般的なメンズバッグは、経年変化によって味が出るカーフと呼ばれる種類の革を用いることが多いです。
色はブラックやブラウンなど暗めなトーンが多く、つくりや金具のデザインも含めて無骨な雰囲気があります。
一方で、エルメスのバッグはシボ革と呼ばれる柔らかめな革を使うことが多いです。
シボ革はメンズバッグでも使用されることはありますが、エルメスのバッグはパステルカラーを頻繁に使うため、よりフェミニンな印象を与えます。
また、エルメスのバッグは細身なシルエットであることも、フェミニンな印象を与えている要因だといえるでしょう。
たとえば、エルメスのバッグのなかでも人気のあるバーキンは幅広いサイズ展開があり、メンズ規格である40のサイズも提供しています。
しかし、40でもどこかフェミニンな印象があることがエルメスのバーキンの特徴です。
これは、ハンドルの細さ・付け根のデザイン・ステッチの繊細さ・ファスナーの幅などの細かい部分が、細身なシルエットを演出していることが原因といえるでしょう。
つまり、素材や色、デザインなどのバッグのつくりとシルエットの違いが、エルメスの女性のイメージを形成しているといえます。
関連記事>>エルメスブランドの歴史・特徴・コンセプトと人気の商品
男性がエルメスのバッグを選ぶときの4つのポイント
エルメスは女性のイメージが強いバッグなので、ものによっては男性が持っていると違和感を与えるかもしれません。
ここからは、男性がエルメスのバッグを選ぶときのポイントを4つ紹介します。
ポイント①商品のライン
一番簡単なポイントはメンズラインの商品を選ぶことです。
メンズラインの商品を選ぶことにより、男性が使っていても違和感なく馴染みます。
エルメスは特にレディースラインの商品が多いので、そのなかから男性が持っていても違和感のないものを選ぶことは難しいでしょう。
そのため、はじめからメンズラインの商品から選べば、違和感を与えない商品を選べるでしょう。
しかし、メンズラインの商品はレディースラインのものと比べると種類が少ないため、理想の1品に出会えない可能性もあります。
エルメスはユニセックスのものも展開しているので、メンズラインで見つからない場合には、ユニセックスの商品から探してみるといいでしょう。
ポイント②色
メンズラインから選ばずに、レディースラインやユニセックスから選ぶ場合には色に気をつけたほうがいいでしょう。
エルメスで人気な色としては、ゴールドやオレンジ系統の華やかな色が挙げられます。
しかし、男性がレディースラインやユニセックスから選ぶ場合には、暗めなトーンの色を選ぶことが無難です。
たとえば、ブラウン・ブラック・ネイビーなどの落ち着いた色がいいでしょう。
ただし、自分の好みの色を選ぶといった選択も大切です。
ブランドの商品は長く使うことも多いので、自分の好みに合わせた色やデザインを選ぶこともおすすめです。
ポイント③大きさ
男性がレディースラインやユニセックスから選ぶ場合には、サイズにも気をつけたほうがいいでしょう。
サイズは大きめなものを選ぶことをおすすめします。
エルメスのバッグはサイズ展開が非常に豊富です。
たとえば、バーキンの場合は25・30・35・40と、同じ商品でも豊富なサイズを展開中です。
また、バーキンが少し縦長になったかたちの「オータクロア」という商品であれば、60という旅行でも活躍できる大きなサイズも展開しています。
一般的に、40を超えると女性にしては大きなサイズになってしまうため、多くの女性は35以下のサイズを選ぶ傾向にあります。
そのため、男性におすすめのサイズは40以上といえるでしょう。
実際に、一般的に使われているメンズのトートバッグに関しても40程度のものが多いです。
なお、旅行で使う場合には50以上のサイズだととても利便性が高いです。
ポイント④ディテール
バッグの金具や持ち手などのディテールも、バッグの金具がシルバー系かゴールド系かで印象が変わってきます。
一般的な傾向として、男性はシルバー系の金具を選ぶほうが違和感を与えない可能性が高いです。
基本的に、エルメスのバッグの金具はゴールド系が多いですが、印象としてはややフェミニンな雰囲気があります。
そのため、男性がゴールド系の金具のバッグを選ぶと、少々フェミニンな印象を与えてしまうかもしれません。
最近はエルメスのメンズラインの多くがシルバー系の金具であり、ゴールド系の金具のバッグは珍しいです。
また、メンズバッグ全体としてもシルバー系の金具のほうが人気の傾向にあります。
ただし、金具がゴールド系でもバッグ自体に男らしさがあれば、特に気にする必要はないでしょう。
人気のあるエルメスのメンズバック5選
エルメスのバッグには歴史が古く定番となっている商品が多数あります。
なかでもメンズラインのバッグには定番といえるバッグがいくつか存在し、人気が高いです。
ここからは人気のある定番のメンズバッグを5つ紹介します。
値段も記載しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
バッグ①サック・ア・デペッシュ(SAC A DEPECHES)
1928年より発売されているブリーフケースのサック・ア・デペッシュは、エルメスのメンズバッグのおける名作といえるでしょう。
過去にはジョン・F・ケネディといった大物が愛用していたことで有名です。
こちらのバッグはフランスの小学生が使っているバッグから着想を得たもので、デザインはシンプルなものの、エレガントさがあります。
また、バッグの内側にはパッチポケットが1つしかなく、無駄を一切省いたつくりになっていることが特徴です。
バッグはカーフレザーでできており、手触りがよく、時間を経るごとに味が出てきます。
さらに、傷がつきにくいという特徴もあります。
なお、値段は約1,040,600円です。
バッグ②ヴィクトリア・ライト(VICTORIA LIGHT)
レディースバッグのヴィクトリアをメンズ仕様にしたものが、ヴィクトリア・ライトです。
商品名はジンバブエの滝「ヴィクトリアの滝」からきています。
ヴィクトリアはもともとボストンバッグとして作られたバッグであるため、サック・ア・デペッシュとは違ってツーハンドルになっています。
デザインは非常にシンプルであり、日常使いとしてもビジネスシーンでも使えるでしょう。
なお、値段は約632,500円です。
バッグ③シティホール(CITYHALL)
シティホールはエルメスのメンズバッグのなかでも重厚感のある一品です。
比較的新しいモデルですが、従来のエルメスとは少し違った雰囲気があり、エッティンガーやスウェインアドニーなどのイギリスのブランドに近い感覚があります。
理由としては、エルメスが通常では使わない、イギリスのブランド物のバッグでよく活用されている素材でできているためだと考えられます。
シティホールは実用性と耐久性に優れており、ビジネスシーンでは重宝するでしょう。
シンプルに見えますが両サイドにはポケットが付いており、ほかのバッグと比較しても収納力が高いです。
また、ファスナーはサイドロックができます。
なお、値段は約1,105,000円です。
バッグ④ケリー・デペッシュ(KELLY DEPECHE)
ケリー・デペッシュも、多くの女性が愛用しているケリーバッグのメンズモデルとなります。
サック・ア・デペッシュと同じようにビジネスシーンで使われることが多いです。
基本的に、サック・ア・デペッシュはカーフレザーで作られますが、ケリー・デペッシュは型崩れしにくいエプソンレザーでできています。
カーフレザーと比べると軽量なため、中に入れる荷物が多くても使い勝手がよいことが特徴です。
なお、値段は約1,004,300円です。
参考:エルメス公式ホームページ
バッグ⑤バーキン50(Birkin 50)
バーキン50はその名のとおり、サイズが50のバーキンです。
サイズとしては40以上がメンズ規格といわれており、50というサイズはなかなか大きなサイズ感になっています。
一般的な25や30のバーキンと比べると製造している数も少なく、レア度が高く入手困難な商品の1つです。
旅行目的での活躍が期待できますが、普段荷物が多い人にとっては日常使いやビジネスシーンでも活躍するでしょう。
しかし、前述したようにバーキン50は非常に希少性の高いバッグのため、市場に出回っていないのが現状です。
そのため、ネット通販では、約2,000,000円から6,000,000円で出品されております。
エルメスのメンズバッグを選ぶ際は色やサイズなどにこだわる
いかがでしたでしょうか。
エルメスは女性のイメージが強いブランドですが、男性にも十分おすすめできます。
ただし、男性がエルメスのバッグを選ぶ際には、商品のラインや色、サイズ、ディテールなどさまざまなポイントに気をつけながら選ぶとよいでしょう。
特に、レディースラインやユニセックスのものから選ぶときには暗めなトーンの色を選ぶこと、サイズが大きいものを選ぶこと、シルバー系の金具を選ぶことがポイントです。
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この記事の監修者
鈴木義彦
株式会社クール・ヴェール 代表
<学歴>
高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)
<職歴>
1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。
2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。
2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。
2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。
2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。
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