20代から着られるヒューゴボスのスーツの特徴とおすすめアイテム

公開日:2023年7月27日 / 更新日:2024年1月4日

HUGO BOSSは、ラグジュアリースーツの中でも、圧倒的な知名度を誇る有名ブランドです。芸能人や著名人などに愛用者が多く、男性であれば一度は袖を通してみたいスーツではないでしょうか。

その一方で、HUGO BOSSのスーツは、社会的ステータスの高い人が着るイメージを持っていませんか? 若いうちからHUGO BOSSのスーツを着ても似合わない、と心配になるかもしれません。しかし、実際は若手のスポーツ選手がアンバサダーへ就任したように、20代でも着こなせるスーツです。

この記事ではHUGO BOSSのスーツの特徴や歴史とともに、おすすめのアイテムを紹介していきます。ワンランク上のスーツを購入しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

ヒューゴ・ボスの歴史

HUGO BOSSは、1924年にドイツに誕生したファッションブランドです。創業当初は、服飾工場として、官公庁の制服の製造を行っていました。現在の姿からは想像できませんが、HUGO BOSSは、世界恐慌の影響によって1931年に、一度倒産しています。

危機に陥ったHUGO BOSSを救ったのが、当時のドイツで大きな勢力を持っていたナチ党です。ナチ党から、軍服の大量注文を受けたことで、HUGO BOSSは息を吹き返します。第二次世界大戦の終結によって、ナチ党の軍服を作ることはなくなりましたが、1950年代に発表した男性用オーダーメイドのスーツが人気を博し、HUGO BOSSの地位を不動のものとしました。

ヒューゴ・ボスのスーツの特徴

HUGO BOSSの特徴を一言で表すなら、力強さです。細身のスーツがトレンドの中、ドイツの伝統的なデザインを踏襲した、ややゆったりしたデザインや、ミニマルな雰囲気は唯一無二。流行り廃りの激しいファッション業界においても、1着持っていれば、トレンドに左右されない着こなしが可能です。
また、HUGO BOSSはかつて、制服を製造していた経験から、質実剛健で実用性を重視したスーツブランドとしても定評があります。ビジネスシーンにおいて必要なカラーのスーツを取りそろえ、高い品質で提供してくれるHUGO BOSSは、まさに「成功者の証」と呼ばれるにふさわしいスーツブランドです。

ヒューゴ・ボスが合う年代は?

HUGO BOSSは20代から50代まで、幅広い年齢の男性に対して、働く上での力強さを与えてくれます。成功者の証、といわれると40代以降の経営者をイメージしてしまいますが、成功を狙う20代・30代でも、HUGO BOSSのスーツは着こなせます。

最先端の流行を取り入れるよりも、トレンドに左右されない伝統的なHUGO BOSSのスーツは、実直な印象を与えてくれます。そのため、40代以降よりも20代や30代が着ることで、クライアントに安心感を与えられるスーツです。

ヒューゴ・ボスが展開しているライン

HUGO BOSSではボスとヒューゴの、2ラインを展開しています。それぞれ、どのようなラインなのか、順番に解説していきます。

①「ボス」

BOSSは、HUGO BOSSの顔とも呼べるメインブランド。HUGO BOSSが誇る最高の技術で最高の品質を追求した最高級ラインです。主に30代以降の大人世代を意識したブランドで、クラシックかつラグジュアリーなスーツを提供しています。

鮮麗されたデザインのスーツは、幅広いビジネスシーンに対応できます。オーソドックスなビジネススーツから、スリーピースのスーツに加え、タキシードも取り扱っています。

②「ボス・オレンジ」

BOSS ORANGEは、HUGO BOSSの中でも、特に若年層を重視したカジュアルラインです。デニムなどのカジュアルウエアに加え、下着やアクセサリー類などを展開していました。現在では、BOSS ORANGEラインは廃止され、公式での販売は終了しています。

③「ボス・グリーン」

BOSS GREENは、スポーツウエアを中心に展開したラインです。特にゴルフウエアに力を入れていました。スーツなどで培われた技術で作られたウエアは、世界各国のプロゴルファーに愛用されていました。BOSS GREENも、ブランドの再編成に伴い、公式での販売は終了しています。

④「ヒューゴ」

HUGOは、ラグジュアリーなBOSSラインとは異なり、20代から30代の若年層を対象としたライン。そのため、BOSSらしさを残しつつ現代的な要素も取り入れたデザインが特徴です。BOSSの重厚なデザインに比べると、モードかつスタイリッシュなスーツが印象的です。
価格帯もBOSSラインに比べると、手ごろな値段となっており、20代でも袖を通しやすい設定になっています。そのため、HUGO BOSSのスーツが気になるから1度挑戦してみたい、という人にはおすすめのラインです。

ヒューゴ・ボスのおすすめアイテム

HUGO BOSSからは非常に多くのスーツが発売されているため、どれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。そこでHUGO BOSSでは定番のスーツの中から、特におすすめのものを5つご紹介します。

お店に行ってから悩み始めると、どのスーツも魅力的で目移りしてしまいます。そこで、お店に行く前に自分の好みやスーツを着るシーンを考えておくとスムーズにスーツ選びが行えますよ。

①ミニヘリンボン シングルスーツ

さまざまなデザインの中でも、オーソドックスな形と生地のスーツです。ヘリンボンとは、スーツに使われている生地の模様のこと。ギザギザとした細かな模様がニシン(Herring)の骨(bone)のように見えることから、ヘリングボンと呼ばれています。

また、シングルスーツとは前のボタンが縦一列に並んでいるもの。形としては一般的なスーツの形です。そのため、日本では20代から50代まで幅広い年齢で愛用されています。

シングルスーツは、余計な装飾がないため、仕立ての良し悪しがはっきりとわかります。生地や仕立てのよさに自信のあるHUGO BOSSの最初の一着におすすめのアイテムです。
関連記事>>シングルスーツとダブルスーツの特徴と着こなしのコツ

②2ボタンスーツ

2ボタンスーツとはシングルスーツの1種で、文字通りジャケットの中央にボタンが2つ着いている種類のことを指します。3つボタンが着いている3ボタンに比べると、ネクタイが見えるVゾーンを広くみせられるのが特徴です。その結果、ウェストラインが細く見えるため、シャープな印象を相手に与えてくれるスーツです。

オーソドックスなシングルスーツの中でも、2ボタンスーツは最も一般的な形です。そのため、どのようなビジネスシーンでも安心して着られます。また、結婚式やお祝い事などのフォーマルな場面でも着られるため、1着は持っておきたいスーツの形です。

③ウールシャドーストライプ2ボタンスーツ

ウールとは羊などの毛から作られた生地のこと。元が羊の毛なので温かく、伸縮性に優れているため、ウールはスーツに限らずさまざまな服飾に使われている素材です。シワになりにくいので、夕方の商談の時にはスーツがしわくちゃになっていた、という心配もありません。

また、シャドーストライプとは、生地の柄のこと。スーツによく見られるストライプ柄を、あえて目立たないようにしていることが特徴です。光の当たり加減によってストライプ柄が浮き出るように見えるため、派手すぎる印象を相手に与えません。

④BLACK HUGE6 GENIUS4

再生ウールが一切混じっていない、バージンウールを贅沢に使用したスーツです。一般的にウールは再生しやすい素材ですが、再生を繰り返すうちに徐々に痛んでいきます。例えば、羊毛に含まれている栄養分が抜けていくことで、スーツや洋服に仕立てた際の肌触りが悪くなっていきます。

しかし、バージンウールは一度も再生をおこなっていないため、羊毛が持つ本来の肌触りが体感できます。バージンウールのもつ重厚な雰囲気とHUGO BOSSの質実剛健な仕立てが体感できるラグジュアリーな一着です。

⑤C-HUGE1 C-GENIUS

身幅のゆったりとした2ボタンの3ピーススーツです。細身のスーツは若者が着ることで、フレッシュな印象を与えてくれます。しかし、30代以上の大人世代が着ると、無理に若作りしているような印象を相手に与えてしまうことも。そのため、自分の体格にあったサイズ選びが重要です。

3ピーススーツの得著としては、ベストの存在が挙げられます。ベストがあることでジャケットを脱いでもだらしない印象にはなりません。また、ベストがあることで胸板を厚く見せることができるため、より一層男らしさを演出できるスーツです。

ヒューゴ・ボスのオーダーメイドスーツ“ボス・メイド・トゥ・メジャー”

HUGO BOSSでは、長年にわたって培われた技術と知識を生かした、ボス・メイド・トゥ・メジャーを行っています。メイド・トゥ・メジャーとは、スーツを自分の好みに合わせてスーツをオーダーできるサービスのこと。HUGO BOSSでは、200種類以上の生地の中から、さまざまな柄や艶の光沢具合を選べます。

また、依頼主の頭部から足まで採寸することで、世界に一着だけのスーツが完成します。一般的なブランドのメイド・トゥ・メジャーでは、スーツのカスタマイズに留まることも多い中、HUGO BOSSではドイツの本社で、最高の技術を持った職人が縫製を行ってくれます。

ヒューゴ・ボスのおすすめビジネスコーデ

HUGO BOSSの使ったビジネスコーデは、まさに王道のスーツの着こなしをすることです。奇をてらわず、ジャストサイズのスーツをしっかりと着こなすこと。それがHUGO BOSSのスーツをもっとも美しく見せると同時に、着ている人を引き立ててくれるコーディネートです。

ビジネスシーンで着用するスーツの色は、ネイビーがおすすめです。品の良い安心感を相手に与えるとともに、着ている人を理知的に見せてくれます。そして、ネイビーのスーツを着る場合に合わせるべきシューズの色は、ブラック・ネイビー・コニャックのいずれか。これらの色は、スーツを合わせることで、美しいコントラストを生みだします。シューズの色をネイビーにする場合は、スーツよりも暗い色のものを選ぶことで、ワンランク上のビジネスコーデです。

下記の記事では、ダサいと思われるビジネススーツ・ビジネスシャツについて解説しています。日常的にスーツを着ている方は、ぜひあわせてご覧ください。
関連記事>>ビジネスで避けるべきワイシャツは?ドゥエボットーニの着こなし方や特徴

国内の旗艦店

日本各地に店舗を構えているHUGO BOSSですが、国内最大の旗艦店は東京・銀座の東急プラザ銀座内にあります。ボス ストア 銀座内にはスーツはもちろん、アクセサリーやフレグランスまで取りそろえられており、HUGO BOSSの全てを体感できます。また、メイド・トゥ・メジャーの専用スペースが2階に用意されています。

王道のスーツブランド「ヒューゴボス」を20代から身にまとう

HUGO BOSSは、ラグジュアリーなスーツブランドですが、手が届かないほどではありません。また、熟年男性だけが着こなせるスーツでもありません。むしろ、20代の若年層に向けて、ブランド全体でリブランディングを行っています。そのため、今までは袖を通してこなかった人も、ぜひドイツが世界に誇る最高の技術で作られたスーツを体感してみてください。

クール・ヴェールではブランドを熟知したスタッフがスーツや革靴等、幅広いアイテムの高価買取を行っています。
スーツ買取りならクール・ヴェールへご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

鈴木義彦

株式会社クール・ヴェール 代表

<学歴>

高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)

<職歴>

1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。

2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。

2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。

2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。

2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。

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